カール・リヒター指揮によるバッハ・カンタータ集がリリース。ドイツ・グラモフォンによる最新リマスター

バッハ演奏の大家、カール・リヒター指揮によるカンタータ集がリリース。

カール・リヒターがアルヒーフ・レーベルに録音を行った伝説のバッハ・カンタータ集。熟練の合唱団、厳選された楽器演奏者、一流のバッハ独唱者の力を結集して生まれた、リヒター指揮のすばらしいコンビネーションによる録音です。今回ドイツ・グラモフォンより新たに24bit/192kHzでリマスターされ、75曲すべてを収録しています。

 

【演奏】
■エディット・マティス、シェイラ・アームストロング、ロッテ・シェードレ、ウルズラ・ブッケル、マリア・シュターダー(ソプラノ)
■アンナ・レイノルズ、ヘルタ・テッパー、ユリア・ハマリ、トゥルデリーゼ・シュミット(コントラルト)
■ペーター・シュライアー、エルンスト・ヘフリガー、ヨーン・ヴァン・ケステレン(テノール)
■ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、テオ・アダム、クルト・モル、キート・エンゲン(バス)
■アンスバッハ・バッハ・ソロイスツ
■カール・リヒター(指揮)
■ミュンヘン・バッハ管弦楽団・合唱団

 

Karl Richter カール・リヒター

1926年10月15日、ドイツとチェコとの国境近くのザクセンのブラウエンで生まれた。1936年にドレスデンのギムナジウムに入り、その学校の十字架聖歌隊のメンバーとなり、早くも宗教音楽に親しむようになる。1946年にライプツィヒ音楽学校に入学し、カール・シュトラウベ、マウエルスベルガー等に師事し、バッハへの造詣を深めた。1949年にはトーマス教会のオルガン奏者に就任した。1951年にミュンヘンに移り、理想的なバッハ演奏の実現のためにミュンヘン・バッハ合唱団を設立し、自ら指揮を務めた。1955年には当時のミュンヘンの主要オーケストラの腕利きを集め、ミュンヘン・バッハ管弦楽団を設立、演奏会やレコーディングでバッハを中心とした作品を披露した。そのかたわら、オルガンやチェンバロの演奏家としても活躍、またミュンヘン音楽学校の教授も務め、多忙を極めた。そのためか、1981年2月15日、心臓発作のためミュンヘンで急死した。

 


 

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